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寝屋川市西南公民館かわらばんより  作者 片岡洋介

268  1月 初日の出 テレビに向かい 手を合わせ
269   分別で とんどの火番 汗をかき
270  2月 嫁の留守 声高らかに 豆を撒き
271   どれもこれも 告白なしの チョコレート
272  3月 飾るため 里帰りする 雛道具
273   義理もなく 今日も暖簾の はしごして
274  4月 七重八重 花見の宴が 道ふさぎ
275   今年また 最優秀 花粉症
276  5月 ビル谷間 嫌々泳ぐ 鯉のぼり
277 鑑定に 出すに自信の 無い家宝 
278  6月 夏近く ペットボトルの 新茶出る
279   酒を飲む 為に生まれし かと嘆き
280  7月 発泡酒 代えて結果は 量が増え 
281   居酒屋で 政治を語る 平市民
282  8月 発泡酒 夫に勧め 妻ラガー
283   観るよりも 踊り手ばかり 河内節
284  9月 あっさりと 謝りすます 夫婦仲
285 晴れならば 今日も元気で 病院へ
286 10月 値を聞いて 味わって食う 秋の味 
287 最初から 用を忘れる 長電話
288 11月 秋深し 排水溝の 髪の束
289 口 両手 蟹に取られて 顔と顔
290 12月 土鍋だけ 国産品の 料理店
291 どかどかと 乗って空席 声で取り
292  1月 新年会 どなたもこなたも お目出度い 
293   大寒に 我慢比べか 水着ショー
294  2月 立春に 昨日と同じ 服に合い
295   罪のない こんにゃく悲し 針供養
296  3月 誰よりも 練行衆が 春を待ち
297   代読と 棒読み祝辞の 卒業式
298  4月 花むしろ 並んで笑う 膝小僧
299   目覚めれば 空き瓶枕 花疲れ
300  5月 風無くて マンション壁の 鯉のぼり
301   旅の宿 クロスワードに はまり込み
302  6月 針箱の 旧姓かすれ 衣替え
303   居眠りの 美人のそばで 席を取り
304  7月 短冊に 願いが絡む 赤い糸 
305   胃袋と 相談出来ぬ バイキング 
306  8月 かき氷 匙の動きも 聞き上手
307   デパートより 百円ショップの 品揃え
308  9月 ネクタイの 緩みて秋の はしご酒
309   妻旅行 日程分の 留守カレー
310 10月 ビデオでは 一位になれる 徒競走
311 話し合い 酒の匂いで まとまらず
312 11月 効果には 個人差ありと 書いてあり
313 通る人に 会釈しながら 立ち話
314 12月 様々な 手術跡みる 昼の風呂
315 二日酔い つまらぬ事だけ 残り居り


寝屋川市の西南公民館のかわらばんに掲載された
作品の一部を紹介してます

(平成17年〜18年)




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