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河内にわかの作品を一部ご紹介いたします。

 作者 片岡洋介

1 カルピスと ケーキではしゃぐ 雛の客
2 宵山に 下駄の鼻緒で 泣く娘
3 夜も長く 家計簿までが 紅葉して
4 二人目が 出来て預かる 雛飾り
5 天才や 血筋忘れて ほめる孫
6 抱く孫の 指さす方へ 村一巡
7 夫には 半値を告げて 着るコート
8 わさびまで 生といわれて チューブいり
9 ここ丈の 話がひとり 歩きだし 
10 1$で 買えなくなった 缶コーヒー 
11 持ち傘も 置き傘までも 皆忘れ
12 野仏と にらめっこして 蚊にさされ
13 呑んで食べ やせる話を つまみ喰い
14 ウィンドーに おなかへこまし 背伸びして
15 うば桜 しだれを前に そりかえり
16 立ち上がり 三歩進んで 用を忘れ
17 立つ時も 座る時まで どっこいしょ
18 エゝ人や のにけどがつく 話題持ち
19 ほれ云わん こっちゃないと フキン出て
20 目が覚めて 一つ手前の 駅に降り
21 開店と 聞けばのぞいて 無駄を買い
22 追いついて 顔を見合わす 傘の人
23 言い訳が 云い訳けを呼ぶ 長電話
24 さんまかな 鰺の開きか 朝の路地
25 ポイ捨ての 缶のむしろで寝る 案山子
26 秋の田の 刈り穂のあとは 駐車場
27 遊歩道 連れゆく犬に 主が似て
28 春雨の にじみし絵馬の 落ちこぼれ
29 デパートの 地下の試食で 秋を知る
30 目標に 頑張りますと 書かぬ絵馬 
31 梅が枝に 恋のみくじが からみ合い
32 門前に ペットボトルで ペット追い
33 道白く 日傘美人が 行き交いて
34 店員の 見立てどれでも 良く似合い
35 しのぶれど 色に出にけり 酒の量
36 呑む程に 誰もが先生 オイ社長
37 今日こそは 酒をやめると 家を出て
38 四時過ぎに なぜか消えゆく 二日酔い
39 夕焼けも 小やけも酒が 味方して
40 湯豆腐に かえで顔して 嵯峨めぐり
41 寒まんなぁ 酒の匂いと すれ違い
42 電柱で ござるの声で 酔いが覚め
43 花よりも おだんごよりも 酒選び
44 黄昏に 人待ち顔の 赤ちょうちん
45 今宵又 ここが思案の 酒肴
46 万歩計 気にしながらの 赤のれん
47 上弦の 月も寝酒で 朝迎え


寝屋川市の西南公民館のかわらばんに掲載された
作品の一部を紹介してます

(平成5年〜8年)





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